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インセンティブ・デバイス

■インセンティブ・デバイス■

今月の中央公論に載っていた中でもっとも気になるキーワードです。

「意思の格差」が生じている。そもそも意欲的になれない人はますます行動から遠ざかる。
情報収集、情報処理、情報加工、情報管理、
こういった次元の話ではありません。ニートやフリーターの増加など、危機的な状況。
(引きこもりの増加はちょっと違うと思いますのでここではあえて除外します。)

これは今に始まったことではないのですが、ITの猛烈な日進月歩により、その格差が今後ますます開いていくことになると予測されます。(私も半年前まではそうでした。血を吐く思いでデバイスを埋めようとしてきました。)

一般的に言われていることですが、年配の方におけるPC操作能力は20代・30代に比べて非常に劣ると言われています。最初に食わず嫌いをしたために、いまだに触ろうとしない。面倒な気がするのでついつい部下にやらせてしまう。部下がいるうちはいいのですが・・・。

少しずれましたがすぐにこういった人達も多いだろうなあと想像してしまったのです。みなさんはどうでしょうか。

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今回の軸は、状況について触れるよりも打開策について普段から感じていることです。

実は学校の成績がいい人というのは、
「○○君は頭いいよね。」
と周囲に言われる前に、どれだけ親に言われたか。
どれだけ親に褒められたか。あるいは認められたか。
これにより、本当は頭が悪くても、
「おれって、頭いいのかな?」
と上向きに考えることが、

「できるようにしてもらえていた。」
あるいは
「たまたま」「運良く」

できただけだったりします。

「馬鹿!だから言ったでしょう。」
と親に言われ続けていると
「やっぱりおれって馬鹿なのかなあ。」
と下向きに考えるように

「させられた」
つまり
「暗示にかけられた。」
わけです。最初は本人のせいではありません。
(「最初は」と限定しているのはもちろん理由があるからです。)

「やっぱりおれって馬鹿なのかなあ。」
「おれって、駄目なのかなあ。」
と疑問が沸いたときに、
「そんなわけない。」
と振り切ることができる人は少ないでしょう。
むしろ、
「こんなことを言う親に育てられているのだからなあ。やっぱり馬鹿なんじゃないか。」
と思うようになるのです。

このように言葉に出していないまでも、意識の下で考えているわけです。


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こういったマイナスのベクトルを持つように「訓練」させられてきた人にとって、非常に効果的な示唆があり、行動を促している文章とコンテンツが載っているのが
トム・ピーターズの「ブランド人になれ!」
です。

最近私のいる業界で簡単に「モチベーションを上げるように」と言っている人が増えてきましたが、
コーチングとビジネス用語の共通項として覚えただけの人が使っているケースが多かったようです。
そういった人に

では、具体的にどう対応するの?

と聞くと、答えられませんでした。仕事としてまとめを依頼したのですが、未だに返事のないものもあります。
だからといってこういった人達がモチベートできないというわけでもありません。
(しかしながら自分が浅はかな状態であるということに気づいてはもらいたいのものです。)
こういった人にはせめて、プラス方向に動かすための語彙力くらい増やそうと努めてもらいたいものです。


・・・・・と、

書いたばかりですが、それでも効果はありません、と断言します。

語彙力が増えただけではどうにもなりません。

なぜか?

実践に伴ったその理由は、

次回に続きます。


意思や動機、そういったものを自ら発していくことができる人は本当に少ないようです。
最近の成功本や、セミナー、起業、週末起業などなど、煽り、煽られといった風潮の渦中に身を投じること「さえ」できない人が実は増えています。
もちろんご自分で発生させることができない人達は、マイナスのベクトルをより求め、コンビニエントな状況のスパイラルに陥っていきます。しかもそれが以前よりもたやすい状況になっています。

たとえば、掲示板、
たとえば、SNSの一部、
たとえば、対人関係、
たとえば、組織内対応、
これらのコミュニティの中で徐々に「やばい」状況に

・起業しても1年持たない。さらには10年後まで残っている企業となると・・・

これについてのデータはご存知の方も多いと思いますが、あらためて10年継続の偉大さを感じてしまいます。
しかも、10年間ずっと利益を出し続けている企業となるともっと割合が減るわけです。

そもそも、「格差」と言ってしまっているところにこそ、格差を生じさせている人がいるわけですね。

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