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カイゼンは必要なところから生じる。

  ライブドアの堀江社長の方が売れているようですね。
 近鉄買収で話題を作る前に発刊されていた「100億稼ぐ男の仕事術」をたまたま神保町のビレッジバンガードで見つけて読んでから、すぐに実行に移したことがあります。「Bulk News」がそれです。当日発売の新聞記事から自分であらかじめ設定しておいたNEWSソースから記事の項目だけをメールで毎日送信してくれるという優れもの。これで目的を絞った情報収集がしやすくなりました。ただ最近思ったのは、日経新聞に掲載されている書籍の広告はやっぱり新聞でしか手に入りません。ですから新聞が要らないわけではありません。

 もうひとつ、すぐに始めたことはメールソフトによる予定管理。私のノートでは予定時刻になるとアラームがなるように設定してあります。仕事だけではなく、読みたいと思った本の発売日に鳴らしたり、もう一度目を通しておきたい記事をコピー・ペーストしておくので、アラームが鳴るとその項目を開いて再確認します。これが習慣化を後押しするツールです。

 うちの社では役員・社員・事務スタッフ全員が登録しているML(メーリングリスト)に毎日報告事項を書き込んで送信しています。もうだいぶ長いこと継続しています。紙ベースでの報告を徐々に失くそうと思っていたので、更に推進させる必要がありました。この本を読んであらためて行動に移したことがあります。
 事務スタッフを除き、社員とチューターと呼んでいる契約社員の心強いスタッフのMLを活用するとともに、それまで紙ベースで行い本部にFAXしてもらっていた日報を廃止。全てMLにて報告すること、またそのメリットについて根回しをしてから会議で提案。諸々の懸念事項はありましたが、夏をまたいでやっとこの9月から始動しました。

 特に各校を預かっているキーマン達(チューター)から好評をいただきました。それまで紙に日報を書いて、本部にFAXして、書ききれなかったら翌日休みにも関わらず出社してきてくれて加筆し、夜遅く家に帰ったら携帯メールで他のチューターに連絡事項を回して、といった気の遠くなるような作業を日々黙々と行ってくれていた彼らです。(彼らの中には理系の学生さんもいて、学業と責任の両立のためには大変だったと思います。本当によくやってくれていました。)
   
 彼らにとってのメリットは他にもあります。他の各校の状況も参考にすることがたやすくなったわけです。それまでは
我々本部の人間に集中していた情報ですが、瞬時に全員に情報が回ります。時期によって異なるクレームの内容やその対応なども参考にすることができますし、競争意識も芽生えます。MLに登録しているメンバーは若いとはいえ仕事の質が違う選抜された人達ですから、マイナス方向に働くことはありません。期待したとおり、公開する情報量が落ちることはありませんでした。質の問題についても期待できそうです。一人特に気をはくホープがいて、彼と打ち合わせ済みですから。様子を見つつ必要なときだけ介入していこうと同意しています。介入するタイミングとポイントを間違えると逆効果ですのでよく見際めないといけませんが。

 ともかく、我々が指導しようとするよりも、ある程度自然に向上する仕組みにしたことは間違いありません。こういった新しいことを他社さんにも勧めるとたいていデメリットにばかり目が行って動かないところが多いのですが、それは安直に行おうとするから当然予測される結末です。
 そこに至るまでのプロセスや土壌つくりが最も物を言います。ついでにいうとそこまでに至る歴史(時間)も違いますからね・・・。

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スローライフによって経済が加速する。

  スローとは「しなくてもいいことを増やす」ことである。

 たまたまネットで目に留まった文章です。
 我々はしなくてもいいことをしなければならないこととして無理をしているのかもしれません。
 そこにあるのは多くの無駄。むなしい徒労感。
 そしてそのことに気づくのは、死ぬ間際、といったことにならないためにも、私のような生還途上の人間は今一度、思考する必要があります・・・。
 
 今発行されている「ダ・カーポ」という雑誌(マガジンハウス)ではスローライフとは何か、といった特集記事が組まれていました。スローフード、スローライフに纏わるその周辺と日本での流行りの元は、といったたぐいの記事で私のような流行に疎い人間にはちょっとした参考になりました。ところが、世界は本当に奥深い状況になっているようなのです。

 Slow Wear という名称で着物を捉え、広めようとしている女性がいらっしゃいます。着物についてのイメージは、スピードではなく、やはりスロウでしょうね。日本人ならそのDNAに深く刻まれた遠い記憶をだれしも持っているのではないでしょうか。(このことで反論する奇特な人がいたら是非会ってみたいものです。)
 
 しかも、英語にしたことで敷居が高くないのです。一見さんお断り、のような伝統の重みによる門前払いを醸し出さないことに成功しているのです。もっと簡単に言うと、「お高くとまっていない。」安心感があるのです。
 マンションにしか住んだことのないような十代の若者にも、興味を抱かせるようなこの名前には、ありがたいことに、出会ったとたんに別世界へ連れていってもらうことができました。


 「いいなあ。」

・・・・・・・・・・

 (数十秒あるいは数分経過・・・)

・・・・・・・・・・

 この間、様々な想像をめぐらし、数日頭から離れなかったキーワードとなりにけり・・・。

 それだけの力がこの言葉には秘められているわけです。それは「概念」と呼べばいいのでしょうか、背後に広がりを期待できる言葉でもあったのです。実際、この女性のブログにおいて紹介されているのが

「LOHAS」(ロハス)

という聞き慣れぬ英語。

「じゃあ、今日はロハで。」

と言葉の意味も分からず一度だけ使いたかったから使ってみましたが大間違いです。(お粗末さまでした。)

 正しくは

「Life of Healthy and sustainability」

の頭文字をとったものだそうです。

アメリカ発の大きな波

私は思想的な予感がしたのですが、現実にアメリカでは20兆円市場となっていて専門誌まで発行されているとのこと。こういった新しい波は確実にアメリカから流れてくることは過去の歴史が証明していますから、日の丸の国にもやがて来航することでしょう。

 このLOHAS市場は5つのカテゴリーに分類されるらしいが、着物とまずは結びつくであろう概念と思われるものを考えてみました。列挙してみます。

□健康的な生活(中でも特にナチュラル、オーガニックにあたるかと。)
□エコロジカルなライフスタイル(特に古着で着物に再びイキ(息・粋)を吹き込むという発想が合致。)

 なお、着物といえば世界で最も清潔な家、清掃の行き届いた清潔な生活。これは世界に誇れたはずのもの。驚きと賞賛を与えられるものであり、オピニオンリーダーとして世界に堂々と発信できる資格を有する人々だったはずなのですが。日本人のコア・コンピタンス(最大の強み)となりうる分野だと思います。

 以上にもし問題がないとしたら、いざ、世界へ。


 「論語にそろばん」とは日銀初代総裁・渋澤栄一の言葉、でしたか。友達の祖先とは思えないないくらい奥の深い言葉です。(ちなみにサドの研究者である作家・渋澤龍彦はこの一族です。既にご存知かと思います。)
 「論語」だけでなく、「そろばん」だけでもない。この両方が車の両輪が片寄ることのないように回れば、粛々と進むことができると思います。

 そのためには、理念もしくは哲学のようなもの、一本気の通った何かが必要です。それがしっかりしていれば更に多くの人を惹きつけるでしょう。理念を「掲げる」ことは必要ですが、タイトルにしてしまったりましてや売りにしたりすると賢い人々から浅はかだとしか見られず、非常にもったいないものです。
 
 何を偉そうな、と言われかねないご提案です。
 生還途上の私にとっても大きな課題です。

 敢えて提言いたしまして、今日はこのへんで。

  
Slow Wear
オモテサイトはこちら        → http://slowwear.vivian.jp/index.html
ウラサイトでは多数の方が応援 → http://plaza.rakuten.co.jp/slowwear/
(LOHASもこちらから詳しく知ることができます。)

  
 

 
 
 

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