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サービスされること

 代官山の美容室「ROSTON」でカットして、さっぱりしてきました。こちらのお店はシンプルで完全予約制ですので落ち着きます。
 もともとこの場所は石鹸やシャンプーなどを販売していたお店が美容室になってまだ間もないので今でも買いに来るお客さんがいらっしゃるそうです。お店の一角にはコーナーがあり、私もシャンプーの匂いに誘われて購入。
 (たしかここのシャンプーは有名なホテル「ラ・シェネガ」でも使われていたと思います。)

 毎月一度のリフレッシュ。
 お世話になっていますので宣伝させていただくことを約束して後にしました。

 ROSTON hair
 http://www.roston.jp

あなたはいきつけのお店をいくつ持っていますか?
 そこではあなたが求めるサービスを提供してくれますか?物を買うだけだったら今の時代、オンラインで事が足りてしまいますから、わざわざ出かけていくにはそれなりの理由があるわけです。私の場合、心地よいサービスを買いにいくことが増えました。

 私の友人で一ヶ月に食費だけで二十万円使う人がいます。昨年は鮨ばかり食べて、膵臓をやられ、入院したこともあります。最近彼と話していたことで同意したことですが、

「週に何回か飲みに行くのなら、3回に一度にして1万円のところで食べたほうがいい。」
 
 ということです。サービスの勉強も兼ねると考えれば決して高くはありません。自己投資のひとつだと思います。
 
 先日彼の家でホームパーティーがありました。誰よりも早くついた私に彼は特製のシャンパン・カクテルを作ってくれました。先にサーモンでもつまみながら、友人達を待とうという趣向。
 
 このカクテル、彼がよく利用する赤坂のホテルのバーで教わったものだそうです。シャンパンに、あるメーカーのピーチジュースを注ぎます。他のメーカーではだめなんだそうです。鋭い人はわかりますね。
  
 こういった情報も簡単には教えてくれるものではないだろうな、と私は思います。教えてくれるようになるまで、彼はそれなりの身銭を切って勉強したと思います。その彼だからこそ、バーテンダーから彼に、彼から私に。
  
  昔は「チップ」という制度をうまく活用している大人達が多かったようです。良いサービスには、認める意味で「チップ」を渡す。渡されたほうは「なるほどこうやればチップを頂けるのか。」と学ぶわけです。
 私もタクシーなどに乗り、私の求めることに親切に対応してくれた方には「おつりはいいです。」と言っていくらか受け取ってもらいます。
 
 今の世の中はサービスされることが当たり前だ、サービスはただだ、という傲慢な人が多くなっている気がします。そういう人ほど良いサービスを受けることはできません。良いサービスを受けた経験が少ないはずです。良いサービスにはそれなりのお金を支払うことが必要です。この循環をきちんと継続しないとせちがらい世の中になっていきます。
 作家・池波正太郎は「昔は社会にゆとりがあった。」と指摘しています。今は廃れつつ、今後はますます加速していくはずです。

 あなたはどうでしょう。あなたが気持ちよく受け取ることができたサービスについてどう対応しましたか?

 

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